≫水無瀬銀斗side≪ 「おーい。水無瀬ー」 昼休み、クラスのやつが俺を呼ぶ。 「なんだ?」 「なんか、お前のこと呼んでる子がいるぞ。」 ……またか… 「…わかった」 その子は教室のドアのところにいた。 「あっ…水無瀬…先輩」 背の小さな可愛らしい女の子。 「はい?どうかした?」 「えっと……場所…変えさせていただいてもよろしいですか…?」 めんどくさいな… 「いいよ。」