「いやぁ…」 雅くんのそばにいた翔は私のところに来た。 「なーんだ。死んでるじゃん。」 なんと雅くんは蜘蛛を手掴みした。 「平気なんだ。雅くん」 「うん。全然大丈夫。」 雅くんって…意外と男らしいんだ… 「雅…捨ててきてぇ…」 翔は涙目になりながらそう言った。