「なんでおでこなんて怪我するのよ…」


「顔から…ぐすん……転けた…」


「はぁ…よしっ大丈夫!!いっておいで!!」


「ぐすん……うん!!あっ…ピン…」


「いいんじゃない?してても。可愛いよ」


「……わかった…あとで吾妻先輩に返しとく。」


そう言った雅くんは涙を拭き、可愛らしい元気いっぱいな笑顔で走っていった。


可愛いな。