キミと恋に落ちるまで。




「1年3組も男の子が欠席してたよね?!」


「あ、はい...」


何か思いついたような顔で
彼女はあたしを笑みを浮かべて見つめる。


もしかして...



「2組と3組、一緒に掲示物貼ってくれる?」


...ですよねー。

予想通りの言葉に「はい」と頷くしかなかった。


ちらっと彼を見ると
すでにいなかった。


「あれっ?!」


さっきまでここにいたのに...?

誰かと組むのが嫌だったのかな?!


わー...悪いことしちゃった...。