「――――では今から風紀委員会を始めます」
委員長の言葉で礼をして、椅子に座る。
北波中はいろんな小学校から生徒が集まってくる。
だから初対面の人がたくさんいるの。
先輩にも知らない人がいるし。
もちろん 風紀委員会にも。
黒板を眺めながら、
不意に隣のクラスの子に目がいく。
筋の通った鼻
プリントを眺めている瞳には長い睫が
凛とした雰囲気。
なぜか見つめてしまう。
「――――各クラス集まったデータを広用紙にまとめたので、掲示板に貼ったクラスから下校してください」
「へ?」
いつの間にか話は進んでいて
思わず聞き逃しそうになった。
