奈津「ヤバッ!あともう少しで、お昼が終わる」 急いで、お弁当を袋にいれた。 よしっ、教室まで柊貴くんに会わないようにダッシュだぁ。 会ったら、今までの苦労が台無しだから。 私は、屋上を後にした。 屋上の階段までは下りれた。 残りの障害物は、教室に向かうだけだ。 この時の私は、もう柊貴くんには会わないだろうと安心していた。 ドンッ 教室まで走ろうとしたら、誰かとぶつかった。