奈津「柊貴くんが来たらよろしく〜♪」 それだけ言って私はお弁当を持ち、教室を出た。 だから、亜矢が企みの顔をしていたことに気付かなかった。 屋上で時間を潰そう。 屋上は、立ち入り禁止だから誰も来ないだろうし。 けって〜いっ! 私は、屋上に向かった。 ガチャッ うわ〜 誰もいないから静かだなぁ。 今の私には丁度良いかも。 私は、ギリギリまで屋上で時間を潰していた。