【完】SWEETな年下くん


☆お昼休み☆

ついにお昼になってしまった。

あの伝言のおかげで……午前中の授業は全然集中出来なかった。

先生に何回怒られたことか。

クラスの皆に何回笑われたことか。

それで私は、柊貴くんを待っているかって?

そんなの、待ってるわけないじゃ〜んっ!

逃げるが勝ちって言うしね。

逃げたら、ますます柊貴くんに会いづらくなるけど。

今の私には、そんなことより逃げることしか頭になかった。