柊貴「えっ?せんぱっ!」

柊貴くんは、急に走り出した私に驚いていた。

でも、そんな声なんか……無視だぁっ!

階段を猛ダッシュはキツいよ。

ガラッ

クラス「奈津(さん)おはよう」

息が上がっていて、ちゃんと話せない。

奈津「ケホッ……お、はよう」

教科書を机に入れてると、だんだんと落ち着いてきた。

柊貴くんに無視をしたってことバレてないよね?