そんな顔をしないで。
離れられなくなるよ。
柊貴「じゃあ、バイバイ」
なっちゃん、バイバイ。
僕はバックを持ち、この教室を出ようとした。
ガシッ
柊貴「えっ?なっちゃん?」
なっちゃんに腕を掴まれて、動けなかった。
なっちゃんは、下を向いたまま喋らない。
分かること・・・僕は、なっちゃんがすごく好きと言うことと、なっちゃんが震えてると言うこと。
なっちゃんって、思わせぶりな態度をとって僕に期待をもたせるよね。
僕は、なっちゃんに触られるだけでドキドキするのに。
今だってドキドキしてる。
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