柊貴くんのクラスを去ろうとしたら、丁度よく柊貴くんと目が合った。 私に気付いた柊貴くんは、嬉しそうに私のところに近付いてきた。 柊貴「せんぱい。僕に会いに来たんですか?」 ニコニコとそう言って、私の手を掴んだ。 バッ 柊貴「えっ?」 柊貴くんの顔から笑顔が消え、私が手を振りほどいたことに驚いていた。 泣き顔を柊貴くんに見られたくない。