奈津「大丈夫だよ」 亜矢に疑われないように元気に言った。 亜矢「なら、良いけど。辛かったら言ってね?」 心配そうに言ってきた。 ごめんね。 亜矢に心配かけたくないの。 本当は、すごく体調が悪い。 お風呂の中でもボーッとしてて、髪を乾かさずに寝ちゃったのがいけなかったんだよね。 頭がフラフラする。 けど、なるべく皆に感づかれないようにしよう。