なんで、私は大切な親友に心配させてるんだろう? こんな顔をさせてるんだろう? こんな風に思わせてるんだろう? でも、今はこの教室でゆっくりできない。 奈津「5時に私の家に来てっ!」 それだけ言って、亜矢の返事を聞かずに教室を出た。 亜矢「ありがとう」 このときに亜矢が、こんなことを言っていたことは…。 必死に走ってる私は、知らなかった。