奈津「んっ……」

嘘っ!

私、柊貴くんにキスされてる。

なんで?

柊貴くんには、好きな人がいるのに。

なんで私にキスをするの?

苦しいよ。

柊貴くん………。

柊貴くんは私が泣いていたことに気付いて、唇を離した。

柊貴「あっ……ごめんなさい」

そう言って、柊貴くんは裏庭を去っていった。