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カランカラン
「ありがとうございましたー!」
「なっちゃん、美味しかったねー!」
夏の暑さを吹き飛ばすような清々しい小さなベルの音とともに店内から出てきた二人。
日差しはジリジリと照りつけているが、その顔には笑みが溢れている。
どうやらあの店の紅茶やケーキは大満足だったらしい。
何の紅茶が美味しかった、今度はどのケーキが食べたいと話は尽きないようだ。
わいわいと店の感想を言い合いながら、帰りがてらどこかで買い物しようかと二人並んで嬉しそうな顔をして歩いていると
「…あの!」
突如後ろからかけられた大きな声。
その声に、何事だろうと顔を見合わせる優衣と夏希。


