次のバスまであと7分ほど。 その間咲夜はずっと一緒に待っていてくれる。 何も言わずに、ただ。 そんな優しさが大好きで。 わたしが話さなきゃ、会話なんてないけれど。 それが嫌ってわけじゃなくて。 時間が過ぎるのなんて毎日あっという間だった。 今日もほら、すぐバスが来てしまう。