「...生死の...境目......?」

「......」




目を見開くカケルちゃん。


あたしは、そんなカケルちゃんから数歩離れた。





「......“こっち”は死の世界。“そっち”は生の世界」

「...」

「......カケルちゃん。そこからこちらへ来れば、カケルちゃんはその瞬間死ぬよ」

「...死ぬ?」