「...はぁ」 一つ、小さなため息をついて廊下にしばらく立ち尽くていた。 ......そんなことがあったんだ...。 本当に、美沙ちゃんのこと知らないんだな。あしたは。 それなのに、“親友”なんて思っちゃって......。 いじめを受けていたことも、シンタくんとの関係がぎこちなくなっていたことも、 何一つ、気づくことができなかった。