「......」



あたしは、そんなカケルちゃんの顔をみつめた。



どうして、カケルちゃんはあたしの姿を見ることができるんだろう?




『本当に大切と思っているならば、たとえ幽霊になったってみえるんだよ』




昔、おばあちゃんが言っていたのを覚えてる。