☆和樹side☆
久しぶりに見た来夢は、
めっちゃ可愛くなってた。

これは男寄ってくるな・・・・
なんて考えてたら、
無性に腹が立って心にもないこと言っちまった。

はぁ・・・・
「俺、酷い事言っちまったな」
最悪だ。
でも、俺はこの性格なんだよな・・・・

心に思ってることと、反対のことを
言っちまうー・・・。

でも俺、『ドS』だし?
でも、最低だったよな。

「あのっ・・・」
「何」
「あ・・・たし・・・あの、これ・・・」
手紙?
来夢以外からはいらないんだけど。

「悪ぃ俺好きなやつからしか受け取らないから」
「あ・・・私・・・ごめんなさい!」
「あと来んなよ」
「すみませんでした!」

だったら来んなよ・・・・・
はぁ・・・めんどくせー ったく今の女、どーせ俺の顔で決めてんだろ。
そんな奴なんかから受け取る気もねーし、そんな奴じゃなくても受け取らねーのに。
多分今の見た女達は俺に告らねーだろうな♪
あ゛
来夢どうすっかな・・・。
見てないよな・・・?

俺は周りを見た・・・・
げっ・・・・
居た・・・・・・。

あ~あ
告られないな。
なんて思ってたら・・・・・

「カ・ズく~ぅん!!!」
「うわっ!!」
「来夢だよぉ♪」
んなの知ってるよ!
「来夢、」
「ん?」
首をかしげて上目遣いの来夢。
くそっ・・・可愛ぃな・・・///
ダメだ!
「離れろ」
「いぃやぁ」
「離れr「チュッ」
離れろって言おうとしたら、「チュッ」っとリップ音がたって遮られた。
「なっ///」
「あたし・・・ふられたとしても、カズくんが大好きだからぁ!」
「は?」
「カズくんがあたしを嫌いでも、あたしは諦めないから!!」
「は!?」