好きだから

なんて考えてたら、寿々花ちゃんが
手を「パンッ」っと叩いた。

「はいっまぁた自分の世界に入っちゃったぁ~」
「ほぇ? あ!まただ・・・」
「ほんっとにアイツのことになると来夢は」
「ごめ~ん(泣)」
「いいのよ。」

こう言う時ばっかり優しいんだから・・・
ま、いっか~(能天気ですいましぇん

あたしたちは、学校へ向かった。


教室に着くと、あたしの隣の席に誰か座ってる。
「らい・・・」
「ん?」
「あいつ・・・」
「! カ・・・ズくん?」
「じゃない!?」
「カズくん!!」
「行ってきな」
「うん!」
あたしは、あの人の元へ駆け寄った。

「カズくん・・・だよね?」
「ん?」
「和樹くん?」
「そうだけど・・・何?」
「カズくん・・・会いたかった・・・!」
「誰?」
「来夢だよ!覚えてな・・・いかな?」
「あぁ!佐々木!!」
「うん!」
覚えててくれた・・・!
嬉しい・・・・・!!

「カズくn「うるさい」
「ほぇ??」
「うっさいから」
「え・・・?」
「だから! ウザイ」
「カズく・・・」
「何」
「な・・・んでもない」

ガタッ

あたしは自分の席に座った。