実家からマンションに向かって、息子と手をつないで歩く。 「ねぇママ。影が出来てるね!」 息子の指差す方をみると、小さな影と大きな影並んでいた。 「ふふっ。ホントだね。」 ねぇ、先生? 私は永遠の別れをした時の貴方と 同じ年齢になりました。 ねぇママ?が口癖の息子もいます。 私に似てるでしょ? 今でも貴方との思い出は色褪せてません。 「ねぇママ?今日はどこに行くの?」 「今日はね、パパとママの結婚記念日だからレストランでお祝いしよっか」 「うん。ハルもお祝いするー!」