食事を終えて、レジの前で財布の準備をしていた。 「葵ちゃん、奢るから財布出さなくて良いよ」 トイレから戻ってきた龍馬さんがポケットから財布を出す。 「いやいや!悪いですよ!こないだも奢って貰っちゃったし...」 「気にするな。俺が奢りたいだけだ。」 「でも...」 「これでも社長なんだけど。駄目か?」 「ゔ...ありがとうございます...」 結局、龍馬さんの色気に押されて 奢って貰うことになってしまった。