ぐーっと体温が上がった私。
顔が熱い。
私はこのとき気が付いた。
あなたのことが大好き、って。
ーその日から
毎日あなたの近くへ行った。
近くにいるけど遠い存在。
そんなあなたと笑顔で話してるときが楽しかった。
幸せだった。
「おはよっ。」
あなたはいつも声をかけてくれた。
『おはようございますっ。』
私は顔を赤くして答える。
「あ、俺のことは好きに呼んで。」
そう言われた。
『あ、じゃあ…』
私がまごまごしているとあなたは助けてくれた。
「風馬、でいいよ。」
そう言ってにこっと微笑んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…