予想以上の反応に呆気に取られていると、いつの間にか近づいていた蓮に腕を取られて引き寄せられた。 「……黙って出て行くんじゃねぇ」 そう言った蓮は心底安心したようにため息をつく。 「……もしかして、その事で揉めてたの?」 「ああ、部屋に行ったらいねぇから…」 「ごめんなさい」 蓮達に心配かけてばっかりだ。 「次からは一言でもいい、声を掛けてくれ」 「うん、迷惑かけてばっかりでごめん」 たくさん良くしてくれてるのに、皆に何も返せていない事に軽くへこむ。