校舎を出て校門に待機しているはずの車に向かっているのだが……。 「何なの?あの団体は…」 校門には女子が群れのように集まっていた。 その女子たちは何かを見て騒いでいる。 「誰かいるんじゃないかな?」 「こんなに騒ぎになるくらいだから、余程カッコいい人がいるとか?」 朔と陽の意見は正しいような気がする…。