「……蓮、家に入りたいんだけど…」 「ああ」 腰に腕を回している蓮に、抗議の視線を送るとほぼ同時に身体が浮いた。 「ちょ、蓮?自分で歩けるよ」 「大人しくしてろ」 身体を捻って逃れようとする私を蓮は抱きしめる力を強めることで制し、家に向かって歩き出す。 先に行ったはずの3人がこちらを見てニヤニヤと笑っているので恥ずかしくなり、いっその事…と蓮の胸に顔を埋める。