仕事の話が一段落して、シートにもたれ掛かっていると、 「今日は俺の家でいいか?」 さっきとは打って変わって、優しい声色で話しかけてきた恭輔。 「うん」 恭輔の家か……かなり久しいな。 小さい頃からお世話になっていたけど、年齢を重ねるごとにだんだんと行かなくなった……だけど今でも私の大切な場所だ。