Light of hope Ⅱ【完】番外編完結





「由美の両親の会社より力を持ってるところはたくさんある。



……絞るのは一苦労だな」



はぁっとため息をつく恭輔の話を聞き、押さえ込んでいた感情が溢れてきた。



俺らを助けるために由美を犠牲にさせてしまった自分に腹が立つ。



苛立ちが力となって現れたのか、ビキッと手に持っていたコップに亀裂が入った。



「おいおい、力を入れすぎだ」



危うく割るところだった…。



「何に対しての苛立ちかは知らねぇが、冷静さを失ったらそこで終わりだ。分かったな」



「ああ」



癪だが恭輔の言う事は正しい。由美を連れ戻す前にやられるわけにはいかねぇ。