「まぁな……従兄妹ってのもあるが、1番は俺が裏会社の久遠グループのトップで《 夜叉 》と呼ばれているからだ」
こいつが夜叉……?
だがそれならあの殺気も鋭さも納得がいく。
「そうだったんですか…」
流石の朔も驚いたようだ。
海斗や陽は声が出せないぐらい、色々なことに驚いている。
「俺が由美と会ったのは、あいつがまだ5歳の時だ。
規模のデカイ裏会社が集う夜会……そこで最年少の由美に興味を持ち、会いに行った。
……初めて餓鬼に恐怖を感じたな」
「恐怖?」
夜叉と呼ばれ、恐れられているこいつが恐怖を抱いた?


