Light of hope Ⅱ【完】番外編完結





「ああ、俺は聞く」



俺が頷くと、他の3人も力強く頷く。



皆の瞳に宿る力強さが、その意志の強さを物語っている。



皆が求める存在…それだけ由美の影響力は大きい。



「そうか……ならまずはあいつの正体からだな」



「正体?」



恭輔はため息を1つつくと、真剣な表情に切り替え話し出す。



「ああ。由美は一時期その名を馳せ、今でもその存在を欲しがる輩がいる。



………《 黒猫 》。聞いた事あるだろ」



黒猫って言えば……



「喧嘩は負けなし、ハッカーとしても有名。どこの会社も競って取り込もうとした存在…」



呆然と立ち尽くした朔が並べた黒猫の噂。



俺ら銀狼も取り込もうとした時もあった。



それが由美だったのか?