部屋で朔はパソコンを使って至るところの情報を洗っているが、かすりもしない。 探しに出た奴らも続々と戻ってきたが、皆が浮かない顔をしていた。 由美……どこに行ったんだよ…。 頼むから帰ってきてくれ。 情報もなく目撃情報もない絶望的な状況に、頭を抱えていると俺の携帯が鳴った。 「…俺だ」 《蓮、今すぐ朔君達も連れて家に戻って来い》 相手は親父……しかも真剣味を帯びた声色だった。 こんな非常時に戻れだ?ふざけんなっ!