もっと由美との時間を大切にしたら、小さな変化にも気がつけたんだ。 だが銀狼の対応で手一杯で、最近はほとんど話が出来なかった。 由美の抱える闇がでかいことだって分かってたはずなのに…。 完璧に俺の失態だ。 「そっか……とりあえず恭輔さんに連絡をするよ」 「あ?何であいつにすんだよ」 「何かあったら連絡するように言われてるんだ」 険しい顔をした朔は携帯片手に部屋の外へと出て行った。