「っーー」 俺は走って部屋へと向かう。 勢いよくドアを開け、部屋を見渡すが当然誰もいない。 ただ部屋を見て思ったのは、昨日と何も変わっていないこと。 クローゼットも開けて見たが服も揃っている。 なら、ただ単に抜けだしただけか? その可能性は高いにも関わらず、どうしても嫌な感じが拭いきれない。 ……何か見落としている気がしてならない。