「ふふっ、その驚きっぷり最高だね」
相変わらず変なテンションで接してくる変な男…改め変人。
前回は助けてもらったけど、今回も…とは限らない。
警戒を解かないまま睨みつけるが、奴は気にせず話し出す。
「そんなに警戒しなくても大丈夫だよ……って言っても信じて貰えないだろうけど、今日は提案をしに来ただけだよ」
「提案?」
何の話だ?こいつが関わったことと言えば、去年の鬼ごっこだろうけど…。
「そうだよ。てか大丈夫?立ったままだときついでしょ?」
こいつの言う通り、このままだとめまいが酷くなる一方か。
どっちにしろこの状態じゃこいつには勝てない。
諦めたようにため息をつき、壁に寄りかかりながらその場に腰を下ろす。


