辿り着いたのは路地が十字路になっているところ。そこにいた声の正体は3人の男達だった。
ゆっくりと歩み寄るが、相手は全く気がつかない。
「なあ、銀狼を襲ってる奴等の情報を持ってないか?」
背後から声を掛けると勢いよくこちらを向き、殺気を放ちながら睨みつけてくる。
「ああ?誰に口聞いてんだよ」
「お前なんかに教えられる情報なんてねぇよ」
男達は余程暇を持て余していたのだろう。
恰好の獲物を見つけたとばかりに、瞳をギラギラと輝かせながら一斉に襲い掛かってくる。
どれだけ、短気な奴等だよ。
最初に口を開いた男の拳を避けて蹴りを食らわせ、その勢いのままもう1人を裏拳で倒す。
残りの男を倒そうと構えたが、急に襲っためまいに耐え切れず、壁に手をついてしまう。


