ーーー次の日、起きると隣で寝ていた蓮はいなかった。
既に起きていた律さんに聞くと、大分前に出て行ったそうだ。
伝言で帰るのは夜になると伝えられたため、今日もまた黒猫の格好で繁華街へと向かう。
毎日、雇われた男達と戦って身体は悲鳴を上げていたが、ここで止めたら被害が拡大するのは目に見えている。
蓮も負傷したんだ……この危ない状態で私が音を上げるわけにはいかない。
自身の身体に鞭打って、Heavenを歩き回る。
しばらくしてギャハハッと少し遠くの方から数人の下品な笑い声が聞こえてきた。
こいつらが何か持ってるといいけど…。


