「気にしなくていい。だけど悪い……戻らないといけねぇ」 「うん、気をつけて。いってらっしゃい」 申し訳なさそうに言い出した蓮を笑って送り出す。 蓮は前と同じようにキスをして、部屋を出て行った。 それから寝るまでの間、ずっとあいつの事について色々と考えていた。 どんなに後悔したって意味がないなら、今出来ることを精一杯やろう。 大切な仲間、温かい居場所を壊されたくない。 でも折角お参りしたのに……叶わなかったな。 そう思ったのが最後、残った疲れを癒すために眠りについた。