……完全に私の所為だ。 パソコンを乱暴に閉じると、今まで連絡を取るのを避けていた両親へと電話を掛ける。 するとあいつはそれほど経たずに出た。 「俺だ。珍しいな、お前から掛けてくるなんて…」 「……どうして銀狼を襲う」 声を低くし電話に出た……父親を問い詰める。 「ああ、その事か。 そんな事よりこれからの事だがな……」 ……そんな事? 私の大切な居場所がそんな事? 銀狼を虫ケラのように考えているあいつに苛立ちが募り、自然と空いている手で拳を作っていた。