ごそごそと近くで動く気配を感じて薄ら目を開ける。 「……起きたのか。おはよ」 「ん、おはよう。どこかに行くの?」 起きた私の目に映った蓮はすでに支度を済ませており、今にも部屋を出て行こうとしている状態だった。 「ああ、急に連絡が入ったんだ。……悪いが今日も待っててくれ」 蓮は心配そうにこちらを見て言う。 「うん。気にしないで………行ってらっしゃい」 「ああ」 微笑む私に軽くキスをして部屋を出て行った。