「………美味しい」 薄味が好きな私にちょうどいい味。 心と身体の奥底まで温まる、そんな気がした。 「そうか……出来るだけ食べろよ」 「うん」 火傷をしないように冷ましながら、ゆっくりと食べていく。 その間、ベットに腰掛こちらを観察している蓮。 ………気になるけど、温かい内にお粥を食べたい。 蓮は空気だと自分に暗示をかけながら、黙々と味わい食べ進める。