蓮が出て行って少しすると、勢い良くドアが開いた。 「ゆみりん大丈夫!?」 入ってきたのは朔達。 陽は私を見るなり飛びついてくる。 この体勢で飛びつかれると潰れる……と思い、ギュッと目を閉じた。 ……が、衝撃が来ないため恐る恐る目を開けると、朔が私と陽の間に入って突撃を避けてくれていた。 「陽。由美ちゃんは病人なんだから、飛びついたりしないでね」 口調はいつもと同じだが声が低く、目が笑っていない。