ベチョッと額に置かれた冷たい物を感じて、薄く目を開ける。 「起きちまったか、悪いな」 「ん~ん、気持ちいい…」 先ほどよりも喉は良くなっていて、そこまで掠れていなかった。 「そうか……食べたいものはあるか?」 ……食べたいもの? そこまで食欲はないけど… 「……ゼリーが食べたい」 「分かった」 返事をした蓮は、直ぐに部屋を出て行った。