ジッと蓮の目を見て訴えかけると、諦めたようにため息をついた。 「……分かった」 「やっぱり由美ちゃんには甘いね。行こうか」 渋々了承した蓮を見て、朔達は笑いながら歩き出す。 蓮の手を握り、道に戻るとさっきほど混んでいなかった。 それに首を傾げていると、朔が気がつき教えてくれる。 「さっきはこの先でのトラブルが原因で道が塞がってたんだって」 そうだったんだ…すぐに復旧できるくらいの事でよかった。 まださっきのような状態だったら、本殿に行くまでにまたはぐれたかもしれないしね。