「ほら、いつまで見惚れてるのよ。…戻ってきなさい」 律さんの呆れた声で一斉に我に返る。 「ゆみりん可愛い!!」 「普段とは随分雰囲気が変わったね」 「どこぞのお嬢さまみたいだな」 蓮以外が感想を述べる中、蓮はこちらへ歩み寄ってきて私を抱き締める。 「……他の奴に見せたくねぇ」 ポツリとそう呟くとさらに抱き締める力を強めてくる。 がっかりされるかもしれないと思っていたから、その一言が嬉しくて顔が一気に真っ赤になる。