「じゃ、じゃあさ、本当の関係は何なの?」 陽は首を傾げながら、私と恭輔を交互に見比べている。 そんな陽のようにあからさまではないが、朔や海斗、蓮も気にはなっているようだ。 「恭輔は私の従兄妹だよ」 ねぇ、と恭輔に同意を求めると喉を鳴らして笑い、頷いた。 「従兄妹?……心配して損した」 「はぁ、良かった…」 どれだけ心配だったんだろ。 「誤解が解けたなら帰るぞ」 安心する皆を余所に私の腕を取り、歩きだそうとする恭輔。 事情を知らないからだろうけど、残念ながら今は私の家に何もない…。