「や、やべぇ……腹いてぇ」
呆然と立ち尽くす皆を見て、恭輔はお腹を抱えて笑いを堪えている。
……壺に嵌まったな。
恭輔に呆れた視線を向けていると、
「由美、本当か?」
珍しく不安そうな顔をした蓮が尋ねてきた。
「うん。fianceがいるなんて言ってなかったでしょ?」
蓮までそんなに不安になるとか…どれだけ恭輔の嘘を信じていたの…。
「そうか……」
当たり前だと視線を合わせて言い切ると、蓮は心底安心したようにため息をついた。
第一こんなにカッコイイ恭輔が私を選ぶはずがないし…釣り合うとも思えないしね。
そんな事を考えている間に他の3人も現実に戻ってきた。


