「ネックレスは初デートの記念だ。それに俺が贈りたいと思ったんだ、気にせずに受け取れ」 「……うん。ありがとう」 贈りたいとまで言われては、私に断る理由はない。 蓮からのプレゼント……凄く嬉しい。 「この後はもう少し色々な店も回るか?」 「うん。ゆっくり回りたいな」 「そうだな」 ふっと離れていってしまう蓮の腕を咄嗟に掴んだ。 ……さっきみたいに手を繋ぎたい。 「手…繋いでもいい?」 「ああ、当たり前だろ」 それに嬉しそうに笑った蓮は、私の手を包み込むように握った。