「このままでも別に見れるだろ。……それとも繋いでるのは嫌か?」 チラッと蓮を伺いみると、少し不安そうな瞳で見つめられた。 「……ううん、嬉しいよ」 ギュッと握り返して気持ちを伝える。 「そうか」 すると、繋いでいる手を蓮が嬉しそうに見る。 それが恥ずかしくて、店内を見るふりをして顔を背ける。 背けた視線の先に、偶然入ったアクセサリー売り場。 私はそこが気になって、引き寄せられるように近づいた。