「ああ、どこがいいか決めとけ……連れてってやる」 それだけ言うとソファーに座って雑誌に目を落とす。 デートは嬉しい。でも、行きたいところか…。 「そんなに悩まなくても、普通に買い物とかでいいんじゃない?」 デートの希望先を考えていると、朔がいい提案をしてくれた。 「そうだね……蓮、いい?」 「由美がいいならどこでもいい」 こうして初デートは買い物に決まった。 さらに今回は人生初のデート、こんなに幸せな体験が出来ることに胸の高鳴りを抑えられそうに無かった。